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五行説  ~「東洋医学の思想」のエッセンス②~



前回に引き続き、「五行」についてのお話です。






「五行説」は、紀元前の中国で誕生しました。
紀元前2070年だとか・・・その頃の日本は縄文時代。




自然の中で自然と共に生きていた古代の人は、
天体や自然の摂理を、ごく身近に体感し、
そして思想を発展させたのではないでしょうか。




五行説は、
中医学・鍼灸などの医学、暦、占い、風水 などなど幅広い分野で活用され、
日本でも「陰陽道」を通して、様々な風習・風俗で使われています。










古代中国人は、この自然界・宇宙の森羅万象を5つの性質に分類しました。


もく・・・植物
・・・熱
・・・土壌
ごん・・・鉱物
すい・・・液体
gogyonozu-jp.jpg



この「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素は、
お互いを助け合ったり(相生)、打ち消しあったり(相剋)して、
バランスを保っています。






●「相生関係」
矢印が右方向に行き、5つを繋いでいる関係。生み出していく関係です。

sousei.jpg


「木」は摩擦によって「火」が起こる。(木生火)
「火」は燃え尽きると灰となってやがて「土」となる。(火生土)
「土」は鉱物を埋蔵して「金」を作る。 (土生金)
「金」は冷気にあたると「水」(水滴)が生じる。 (金生水)
「水」は雨となって降り注ぎ「木」が生える。 (水生木)





自然の循環の良いサイクルです。
5つの要素はこのように助け合い・生み出しているので相生関係と言います。


占いだと相性が良いいと言われるのも、この関係です。







●「相剋」関係

星型になっている関係ですが、これは打ち消す関係です。

soukoku.jpg


「木」「土」中の栄養を奪う。(木剋土)
「土」「水」を吸収して流れを奪う。(土剋水)
「水」「火」を消す。(水剋火)
「火」「金」属を溶かす。(火剋金)
「金」属は「木」を切り倒す。(金剋木)




相手を剋し剋される関係なので、相剋関係と言います。


占いだと、相性が悪いといわれる関係です。









この五行の思想をあらゆるものに発展することができます。


例えば、
季節を分けたものを「五季」
方位を分けたものを「五方」
色を分けたものを「五色」
味を分けたものを「五味」
人間の身体をわけたものを「五臓」「五腑」「五竅」

などなど、
幅広い分野で五行によって分類しました。




五行式体表
gogyosikitaihyo.jpg








そして、この自然の摂理である「五行」を、紐解いていくと
体を助けてくれるもの、不調をまねくもの、


薬膳の基本がどんどんわかっていきます。





次回は、「五味」について説明をいたします。






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