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五味 ~「東洋医学の思想」のエッセンス③~



韓国に五味子茶(オミジャチャ)というお茶があるのをご存じですか?



五味子(ゴミシ)という赤い実で作るハーブティーの一種なのですが、
甘酸っぱくて、少しスパイシーで、美味しいんです^^


スティックタイプのインスタントじゃなくて、
実から作った五味子茶は別格においしいので、私も大好きなのです。





なんと、このお茶、
体調・人によって感じる味わいが違うと言われているんです。


五味子(ゴミシ)は生薬としても使用され、
その名の通り、まさに5つの味があるとされています。

※「子」は実という意味。




その「五味」というのは、


さんかんしんかん

すっぱい・にがい・あまい・からい・しょっぱい




五味子茶は、主に酸味が強いお茶ですが、
強く感じる味が、疲れている五臓が分かると言われている不思議なお茶なのです。


酸味・・・「肝」ストレスがたまっている、イライラ、筋肉の疲れ
苦味・・・「心」胸の痛み、貧血気味、不眠、不安
甘味・・・「脾」食欲低下、落ち込みやすい、老廃物がたまっている
辛味(ピリッとした)・・・「肺」 皮膚や免疫力の低下、呼吸、元気がない
鹹味(しょっぱい)・・・「腎」恐れが多い、下半身の冷え、尿のトラブル、体力の低下、生殖器の不調



日によっても味わいが異なってくるので、なんとも不思議なお茶なのです。

五味子茶だけでなく、
「今日は○○味が食べないなぁ」と思うときは、上記の疲れがあると言われていますよ^-^




「五味」を「五行」の図に当てはめたのが下の図です。





gomigosei.jpg



五行の食品を詳しく表にまとめておられるサイトさんがありましたので、
ご案内させていただきます。
シロチビジョン五行分類表



五味にも作用があります。



例えば、
五行の「木」は、五味では「酸」、五臓では「肝」に相当します。

「酸」味の食品を摂れば、「肝」の機能を補うことができます。

同時に、相生の関係になる「火」の「心」の働きも活かすことができ、「肝」を助けます。

また、「木」を相生する「水」である「腎」をも助けます。

そして、その「腎」を助ける「肺」にも有益に働きます。

しかし、「脾」に対しては相剋関係となり働きを妨げてしまいます。


「脾」は、胃や消化器官、口など消化に携わる器官です。

つまり、
「酸」味を摂りすぎると、胃などの消化に不調が現れるということです。

この相剋する関係を食害と呼んでいます。




五味の食害
酸味・・・脾・胃(甘味)を害し、胃を弱くする。
苦味・・・肺・大腸(辛味)を害し、風邪をひく。
甘味・・・腎・膀胱(鹹味)を害し、むくみが出る。
辛味・・・肝・胆(酸味)を害し、酒の害が起こる。
鹹味・・・心・小腸(苦味)を害し、血圧が上昇する



五味はバランスよく摂ることが大切とされています。


ひとつの食品を偏って摂りすぎると、
五行のバランスは崩れ、不調の元となるとされています。



食害とならないように
相剋関係になる二味を一緒に食べることで補うことができます。


二味配合の原則
「酸味」には「甘味」を
「甘味」には「鹹味」を
「鹹味」には「苦味」を
「苦味」には「辛味」を
「辛味」には「酸味」を



「辛味」の料理であるカレーに「酸味」の福伸漬を食べるのは
食害を防ぎ、五行理論では理にかなった話ですなのです^^





理論ばっかりだと、
複雑でややこしいですよね。



五味は1つでも不足しても多すぎても、バランスを崩しちゃうので、
五味(すっぱい・にがい・あまい・からい・しょっぱい)がそろった食事を摂ること
が大切ですよ。









次回は「五色」について説明します。




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