スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

陰陽五行 ~「東洋医学の思想」のエッセンス①~




食コラム第2回目!

今回は、「東洋医学の思想」のエッセンス その① 「陰陽五行」についてお話します。



中医学や漢方、または四柱推命などを勉強していると、
必ず登場してくるのが、陰陽五行!!
おんみょうごぎょう?


いいえ、いんようごぎょう と読みます。



陰陽五行は、
古代中国で生まれた基本的な考え方のひとつです。


自然界のすべてのものを「陰」「陽」の2つの要素でとらえる考え方の「陰陽説」と、

自然界のすべてのものを「木」「火」「土」「金」「水」という5つの性質をもつ要素にあてはめて分類する考え方の「五行説」

この2つの説から成り立っているものを「陰陽五行説」と呼んでいます。
別々の成り立ちなので、別々にとらえるべきだとされる研究者さんもおられますが、それは、専門家におまかせして・・・










まずは、
「陰陽説」についてお話します。



これは太極図です。
「陰陽」を表した図で、お隣韓国の国旗でも使用されている図です。
ご覧になった方は多いはずです。





私たちの暮らすこの自然界には、
すべての物質と現象は、必ず相対する「陰」と「陽」の2つの要素で成り立っているとされています。

例えば、
男と女、上と下、太陽と月、昼と夜、動と静、などが挙げられます。


「陰」と「陽」はどちらか一方だけだと存在することはできません。

昼がなければ夜がないように。男もいれば女もいるように
必ず相対しています。



そして、どちらかの性質にどっぷり属していることもありません。
「陰」の中に「陽」の質もあり、「陽」の中に「陰」の質もあります。

太極図がまさにその様子を表しています。
黒い部分の中に白い丸い点があって、白い部分には黒い点があるように。


最近人気の女子力男子ように、
男性の中にも女性の質を持った素敵男子はまさにこの事を表しているんじゃないかと思うんですが。どうでしょう。



そして、
「陰」と「陽」のバランスはいつも同じ状態で留まっていることはありません。
常に流動的に動いて変化しています。


例えば、「陰」の質が強い寒い冬は、
しだいに春になるにつれて「陰」は弱まっていき「陽」が増えていきます。

また反対に、「陽」の質が強い熱い夏が、
秋になるにつれて「陽」が弱まり「陰」が強くなっていきます。

このように「陰」と「陽」は常に流動しながらバランスを保っています。




人間も自然界の一部なので、
この「陰陽」のバランスを保つことが大切になってきます。
バランスが崩れると不調や病気の原因となってしまうんです。





たとえば、食生活にあてはめると、
食べ物にも陰陽があるので、
「陰」性のものばかり食べていると体も「陰」性に偏ってしまい不調となります。
その場合は「陽」性のものも食べるなどとしてバランスを取ってバランスを取ります。



つまり、
「陰」の質の強い冬に、夏野菜である「陰」の質の「トマト」や「きゅうり」をたくさん食べると、
体は「陰」に傾いて、冷え症や風邪を引き起こしてしまいます。
栄養学的に言うと、夏野菜はカリウムが豊富なので、カリウムは血圧を下げる性質があるので、体温も下がるというわけです。


低血圧や低体温の方、
習慣的に「陰」の質の食品を多く摂っていないか、少し見直してみてください。
普段の食事を見直すことが体の不調に気付けるきっかけとなります。





自然は偉大なので、
科学的な説明がなくとも、
冬には冬の食材を食べることによって、体が冷えずに済むようになっているんですね。


季節にあった旬のものを食べること。
それが「東洋医学の思想」のエッセンスのうちの一つです。





またその土地に出来た作物を食べるということも重要なことの一つです。


南国の食物は、
南国に暮らす人々が「陽」の質を多くもつので、
必然的に「陰」の質が多くなっています。


ですので、
私たち日本人は、あまり南国のものを摂りすぎるのは良くないとされています。

何年か前にブームだったバナナ酢ダイエットも、
バナナは南国の物なので、あまり食べすぎると「陰」に偏ってしまいます。



また、
白人が多く暮らす北欧は寒い地方なので、体は必然的に「陰」の性質になっています。
そのため、動物性の「陽」の食べ物を摂る必要があるようです。





戦後、日本も欧米の食事が増え、
現在では洋食なのか和食なのかわからないメニューもたくさん増えましたよね。

しかし、日本という風土を考えると、
欧米人のように動物性食品を多く摂る必要はないのではないでしょうか。


あまりに多くの動物性を摂ることによって、体の「陰陽」のバランスは崩れ、
やがて病気になってしまっています。


その土地にあった食事が、
いかに私たちに合っているのかを、自然はごく当たり前に教えてくれているんですよね。

ほんとうに自然は偉大なのです!!










さて次は、「五行説」についてです。






星マークで有名な陰陽師の五芒星もこの「五行」からできています。
これもご覧になったことのある方多いと思います。




「五行説」はこの自然界のすべてのものを
「木」「火」「土」「金」「水」という5つの性質に分類された考え方です。

「もく」「か」「ど」「ごん」「すい」と読みます。



覚えておくと、得ですよ。「五行」
意外とよく利用されていて、あちこちで登場しています。




この「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素も、
お互いを助け合ったり(相生)、打ち消しあったり(相克)して、
バランスを保っています。




また、人の身体も5つに分類されます。
それを「五臓」と呼びます。

五臓・・・「肝」「心」「脾」「肺」「腎」



五臓も、お互いを助け合ったり、打ち消しあったりしながら、バランスを保っています。



この5つのバランスも崩れてしまうと、やがて不調(未病)になり、
もっと崩れていくとやがて病気になっていきます。



「五行」もバランスを保つことが健康の秘訣なのです。


2MISTLETOESの薬膳料理は、この5つのバランスを大切に考えて作っています。

1度の食事で
5つの味「五味」、5つの色「五色」、5つの性「五性」の
バランスのとれたものをいただくことによって、
体は、自然界と調和し、バランスがとれていきます。



五味・・・ 酸・苦・甘・辛・鹹
五色・・・ 青(緑)・赤・黄・白・黒(紫) 
五性・・・ 熱・温・寒・涼・平


当店では
これらのバランスを大切にした薬膳料理を提案しています。




ものすご~く長くなってきましたので、
次回にわけて、五味、五色、五性について説明していきますね。






それでは、
猛暑が続いております。
皆様、お体に気を付けてお過ごしくださいませ。


暑いからと言って、かき氷やアイスクリームを食べすぎていると、
体が「陰」に偏りすぎてしまいますので、ほどほどにお気をつけくださいませ。










スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。